2009年

2009年7月の姿(1)

2009年07月1日

定点観測

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小豆。播種後からの雨不足で豆類の生育は遅れています。雨は6月前半にたくさん降って以来干ばつ気味だったのです。
除草剤「パワーガイザー」を使用すると葉が黄色くなるのです、未使用区と比較してみましたが、それ程生育が遅れるわけではないようです。

 

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とらまめ 蔓が伸びてきました・・


 

蝦夷梅雨

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7月の中旬以降は本州の高気圧に押し上げられる形で北海道に前線が・・・連日の雨

 

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土の見えるところは流されます


 

合い間の晴天

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管内では「ラベンダー祭」などで道路は渋滞
やっと晴れましたが、今年は気温が低いです

 

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ジャガイモの花  男爵

 

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ジャガイモの花  トヨシロ

 

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春よ恋

 

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移植ビート

 

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カボチャ(こふき)

2009年6月の姿(2)

2009年06月2日

定点観測

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えんどう豆の花。

 

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播種も遅かったので生育は遅れ気味

 

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こちらはスイートコーン
発芽率の関係から多めに播種するので、生えすぎた所は間引き作業をします。

 

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収穫後のアスパラ畑。
毎年畦間の草には苦労するので、今回は背負いの噴霧器で間だけ除草剤をまきました。

 

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直播ビート
生育のばらつきのある畑も見られ、その原因がわからないので苦悶しています

 

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ハルユタカ。現行品種「春よ恋」より発芽生育は良いです。その分収穫時での穂発芽に悩まされるのですが、後は収穫時の晴天を祈るのみ

 

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ハルユタカの穂

 

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6月終り頃のジャガイモ畑
ソイルコンと早期培土の生育差は縮まってきました。

2009年6月の姿(1)

2009年06月1日

ジャガイモ早期培土

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ジャガイモの生育域を確保するために土を寄せて山を作ります(培土)
以前は草丈が15~20cm位で作業していましたが今回は発芽直後に行う早期培土を試してみます。

 

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この程度生えた時点で作業を始めます。チョコチョコ草が生えていますが、今回埋めてしまうので、培土後に除草剤を散布する事にします。作業機械は「ロータリーリッジャー」(ベーゼリー)

 

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中の耕転刃が正転なので、G社のロータリーヒラーより作業は軽いです。4畦処理ですと1日4~5hrはできそうです。

 

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後日談ですが、このあと雨の日が多く慣行培土の方は苦労されたようです。葉が茂るとなかなか土が乾燥しませんしね。この結果は秋に・・・


 

カボチャ移植

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6月中旬は雨が多く、作業が遅れています。わずかな晴天を狙ってカボチャの移植作業です。
地温と土壌水分の確保のためにマルチを移植前に引きます

 

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マルチの間は後に追肥・ロータリー作業ができるように3m程度の間隔をあけておきます。前段の砕土作業で間隔を決めておき、その跡を走るのです。以前はロータリーの後ろにマルチャーを付けて作業していたのですが、時間がかかるので今の方法になりました。

 

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ポット苗。人海戦術です。
1列5人体制で、土のせ・苗並べ・苗入れ・植え付け・手直しの作業です

 

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12人程度で1日3hr程植えつけます。
土壌が今ひとつ乾燥していないので、ちょっと心配。


 

野菜移植機

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ニッテンプロデュース。サークル鉄工製の野菜移植機です。メインは小さなプラグ苗仕様なのですが、ポット苗で実験してみました。(移植カップを大型にしただけなのですが)
回転するゴンドラに苗を入れるのです。
移植部が上下に動くものとは違い進行方向に回転するのでマルチを破き過ぎないはずです。

 

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コンテナ1個に20苗、10aあたり400株ほど植えるので機上は山盛りのコンテナ!!
もう少し大きな回転台を希望します。
くちばし型のカップはバネで閉じているのですが、大型苗になると重みで開いてしまいます。

 

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いざやってみると後ろは忙しいのです!
わんこそばを入れる感じ・・・(変な例え)
能力は1日2hr程度でしょうか・・・

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移植後。残念ながら手直しは必要です。


プラグ苗

 

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こちらはセルトレーに播種し、2週間ほど生育させたものを移植するプラグ苗です。
苗が小さいので扱いはとても楽です、反面生育遅れや畑での整枝作業が必要です。

 

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一人一列で移植して行くので、作業は早いです


ジャガイモ畑

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培土から15日ほど経過したジャガイモ畑。

 

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生育は慣行より遅れますが、培土作業で茎を痛めないので病気に強いのでは、と期待していますが・・・

 

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♪でてきたでてきた山親父~
ついに熊の存在を確認してしまった~(涙)

2009年5月の姿(3)

2009年05月3日

定点観測

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雨が降りません
春小麦なのですが、粘土畑は発芽不良です。砕土不足でした、反省

 

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発芽が揃わないと、遅れ穂による品質低下を招いてしまいます。初冬撒き栽培も考えてみようかな・・・

 

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直播ビート、こちらも発芽遅れ・・・
風除けに撒いた麦は生えているんです。複雑な心境です。
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移植ビートも干ばつの影響で枯れてしまった農家さんもあるようです。


 

開拓

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不作地を開拓しました。元は水田灌水の池と雑木林でした。昔、水田に池は付き物だったらしく地目は田。
水が溜まると言う事は、地盤は粘土で排水性も悪いでしょう、肥土もありません。工事終了後の見た目はきれいですが不安はかくせません。

 

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堆肥施用
池の地盤が低い所は傾斜地の砂を客土しました、石がかなり入っています。

 

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雑木林は大量の笹と木が出てきます
機械を使用しても大変なのですから開拓時代の人々はさぞ苦労されたことと思います

 

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起起するプラウです、石などがぶつかるとこのように安全ボルトが折れて機械を保護するのですが、この日だけで20本ほど折れました。

このボルト1本600円ほどするのです。


 

作業風景

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アスパラの収穫
今年も霜で一度全滅しました。

 

 

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秋小麦の追肥作業
「きたほなみ」は追肥を多めにとの指導。

 

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赤エンドウ

 

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黒大豆の播種。
この畑の下側は強烈な白粘土なので、その部分の播種は中止して緑肥を撒くことにしました。
秋に客土ができればいいなと考えています。


 

その他の苦行

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耕作、又は生育の障害となる土地条件は上記の石や抜根(木など)。粘土土壌などさまざまですが、そのほかにこの地域は傾斜地形が上げられます。

 

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写真で傾斜はそれほどでもないようですが、トラクターに乗っていると恐怖を覚えます。
スリップして登り作業ができないので耕起は下りのみ、もちろん横向きでは作業できません。


 

とんとん祭り

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以前畑から見えるようになった観覧車。 いつの間にか運行していたので行ってきました。ここは上富良野 深山峠にあるトリックアート美術館。隣の地ビール館前に観覧車はありました。

 

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ぱのらま~
レストラン「思い出のふらの」「カルビーポテト倉庫」

 

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この日は「とんとん祭り」焼肉イベントがありました。「上富良野ポーク」よろしくお願いします。
観覧車も半額(300円)でした

2009年5月の姿(2)ジャガイモ

2009年05月2日

じゃがいも

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じゃがいもの植え付け開始です。
今回はいくつか目新しい作業を行っているので、少しですがご紹介いたします

 

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4畦のプランターをリースで使用させていただきました。昨年までは2畦でしたので、倍の能力です

 

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とは言っても種子積み込みの時間は単純に2倍なんですが・・・
種子満載ですと非常に重たいです!登り坂ですとトラクターのフロントが持ち上がります。また横傾斜で機体の横流れが大きく、種子がタイヤの跡に撒いて行くので土がかかりません

 

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後ろの人は意外にも忙しく、前に座席があるのですが、結局後部で作業
(タンク内で芋が詰まり、搬送して行かない)

 

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次の列を植えるときはこの筋切りでつけた印を元に走ります。

 

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半分にカットして順番に植えているのがわかります。

教訓
以外に重量があります
横傾斜は弱いので、コールター改造またはクローラートラクターの使用がお勧めです。


ソイルコンディショニングシステム試験

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ソイルコンディショニング栽培とはイギリスで開発された技術で、播種床内の石や土塊を先に取り除き、植え付け時に培土まで行うものです。
秋の収穫作業の高速化、玉ぞろいの向上が期待されます。
製品率の向上は秋に検証するとして、今は秋の苦労を春にしてしまう、といった感じでしょうか。

 

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ベッドフォーマー
後作業のための溝開けと土寄せを行う機械です

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セパレータ
石や土塊を取り除き畦の間に落とす機械です。
また大きな石は後ろのタンクに入り圃場外で排出します。

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土砂分離部分。ロットチエーンのコンベアー式かと思っていましたが、星型のローラーで土砂をふるい落とす仕組みになっています。
409 作業深さ調整部

410 大石用タンク

411 深植ポテトプランタ
十勝農機のカッティングプランターを改造しています。横には床土が逃げないプレートと後ろには培土器が付加されています。


作業風景

 

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ベッドフォーマーで2畦分の土を寄せます。
深さは手動調整なので、やや大変
センターマーカータイプなのでトラクターの大きさは選びませんが、やはりタイヤ走行部分にマーカーがないと真っ直ぐ走るのは大変です。

 

416 418 419 セパレータ作業

土の山をふるいにかけ石や土塊は横に排出します。排出は左右どちらにも出ますし落とす距離も調整できます。
作業能率は土質にも左右されますが8時間作業で2hr程度でしょうか、この作業が一番時間がかかります。

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次に走るタイヤの跡に石や土塊を落とします。粘土地はここから大量の土が出てくるので、速度を落とします。この石は来年どうなるのか、非常に心配です

 

 

422 424 423 石タンク
満タンになっても見えないので、たまに確認

 

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全長7mと長く小回りも効かないので枕地旋回は10m程度必要です。
機体重量が3600kgもあるのでかなり重たいです。登り坂、湿地などではスリップするので、ベッドフォーマーは前日に作業して走行部分を乾燥させておくか、クローラートラクタが必要かもしれません

 

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とても膨軟な播種床になります。ここに深さ15cm程度の深さで植え付けして行きます。
植え付けと同時に培土作業もしています。
しかし乾燥土壌・傾斜地では培土が崩れ、粘土地では土量不足となり、うまく成形できません

 

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過去の実証試験のデータを紹介します、

ソイルコンディショニング区での収量は慣行区と比較すると、株当りのいも数は多く玉揃いも良いいが1個重は小さかった。
収穫作業は1.6倍に向上し、緑化、変形は減少とのことです。

 

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条件が良いと、よけた石はタイヤに踏まれて見えなくなりますし、とてもきれいな培土が成形されます。土もふかふかで収穫作業が楽になる気がします。

 

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しかし機械投資に見合う収益、傾斜・粘土地への対応・・・。また春の作業増など、解決すべき問題も多く感じました。組織的受託作業などが普及のきっかけになるのではないでしょうか?

今後慣行区との比較を行ってみます。

 

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今回東洋農機さんには多大なるご協力をいただきました。ありがとうございました!