2023年2~6月の姿

2023年06月30日

今回から写真表示をちょっと大きくしました。
アナログ回線の頃の癖で、なるべくサーバー容量や通信速度を考慮していたのですが
やっと、こんな田舎にも光回線が開通したのです。

2023年4月最初の農作業はハウスのアスパラ収穫
畑と施設との作業バランスが難しく、増収への取り組みが難しい

富良野にある緑峰高校農業専攻科の入学式
農家の後継者や新規就農を目指す方が2年間学習できる学校。知識と実践ができる良い取り組みと思います。しかもかなりの学費補助が受けられます。生徒の皆さんは経歴も年齢も様々、いつも入学者が少ないのが懸念されていますが、本年は10名ほど、近年まれに見る多さです


最初の畑作業は秋まき小麦の追肥

アスパラは長年にわたって収穫するので、植えてしまった後の土壌改良が難しくなります。
長い爪を差し込み土を柔らかくする機械を改造し地中深くに肥料を入れる機能を改造追加しました

差し込んだ爪の後ろから肥料(これは石灰)を入れ、土壌Phを向上させます

だが、開始直後石に当たり爪が上がって施肥機のシャフトを曲げてしまいました
がっかり


コンバインを更新

近年ものすごい勢いで物価が上昇しています、その割に農産物価格は上がらない
野菜は長期在庫ができませんので価格がどうであろうと腐る前に売り切らなければなりません。
消費者に一番遠い業者が割を食う仕組みなのですよね


ハイスピードロータリー という土を細かくする機械を導入
羽がぐるぐる回って土を細かくする機械なのですが

メリット
・爪は浅く高速で回転するので、石に当たりにくく作業速度が早い
・浅いのでタイヤ跡が残る。ので前にディスクがあり土を寄せている
・高速回転ゆえ粘土地でも意外にこなれる
・作土層が浅いので播種作業が楽
デメリット
・浅いので芋などは不適
・凸凹地では整地しきれないのでパワーハローなどの前処理が必要
・通常のロータリー機より長く重い
・深さ調整カゴが手動調整

前のディスクで筋溝ができるので傾斜地は下から仕上げる方がよい

簡易耕起(プラウ耕を省略)が増えてきましたが、この機械ちょっと材が弱くてあちこち曲がってしまうのが難でした

こちらの機械に更新する羽目に・・・爪の数が7→5本になってしまいましたが許容範囲かな



土地改良、すごい傾斜地だったので毎年少しずつ

芋播種

自動操舵は最初の入りが難しい。自動運転にしたとたんぐんにゃり曲がる

ビートの播種機、ようやくチェックポイントがわかってきました
この機械は種が落ちるとモニターがチカチカ点滅するので、そこは良い

種深さ調整。播種部カバーのゴムをうまく装着しないと種が落ちません

種押さえドラムに土がつくと種をはじき出してしまいます。ここの土取りスポンジの調整と、できれば乾燥土壌で作業するほうが良いです