2019年10~12月の姿

2019年12月31日

気温がどんどん低くなり、草木は枯れて寂しい景色になって行きます、最後の収穫作業です

収穫後の畑

数年前から収穫後の畑にディスクハロー(円盤で土を混和する機械)作業を行っています。この地帯は雪が多いので秋起こしすると春ぬかっては入れません。
残渣が堆肥化しますし凸凹もなくなるので、次年度に役立つと考えています

軽トラ市

本年最後の軽トラ市
寒いし売る作物もだんだんなくなってくるのですが
お客さんのイメージは「産直で安いものが手に入る」ですから、高価格化にならないのが正直なところですが、直接消費者と触れ合うことで農家の苦労やストーリーを伝え、ファンになっていただき、それが価格に反映されたら良いなと思って取り組んでいます

ビート収穫

近年じわじわと収穫時期が早まってきました。寒いほど糖分が上がるのでギリギリの収穫が理想なのですが、土壌が乾かない寒い時期になるほど機械がぬかって作業が困難になるのです
過去を思い起こせば11月まで収穫を我慢していましたが、今は10月中旬からスタートしちゃってます
ぬかっても作業できるように、できるだけ大きなトラクターで作業するスタンスでしたが、大きなトラクターになるほどタイヤの幅が広く作物を踏んでしまう問題があるのです
今年は小さめのトラクターでダブルタイヤ作業、の実験を行いました
作物を1本またぐタイヤを付けるので機械の幅がものすごく広くなっちゃいますが、大型トラクターでも登れない坂でも作業することができました
お勧めできる作業体系だと思います

大豆収穫

豆類の収穫体系ですが、以前は刈り取ってから拾い上げて脱穀する方法でした。刈り取る機械と収穫機(脱穀機)が別で、さらにに拾い上げるデバイスが必要でした。昨今は麦やコメのように直接刈り取る方法に代わっています。ここでの問題は上手く拾い上げられずロスが生じること
刈り取り部の先端にデバイダー(棒)を付けてうまく拾い上げられないかの実験。4列収穫するのに8本必要ですがセットが上手く行けば倒れた作物も拾い上げられます。デメリットは決まった場所を走る必要があることと下げ過ぎると棒が曲がること

出荷

遠くて見えにくいですがビートの出荷、ダンプに積んで士別の製糖工場まで運んでいます
はるゆたか保管庫

軽トラ市

本年最後の軽トラ市、今回も文化祭会場で出店しています。合間を縫って書道や茶道。キャンドル作り体験なども参加しちゃった
巨大スイカ。100円でやっと売れた

今年も1年無事に作業を終えることができました。総括すると今年は機械の更新が多く、大変なふところ事情ですが、農業者減少の昨今やはり機械に頼らざる負えない現実もございます。未来を予測しそれに備える作業体系も必要だとさみしさにも似た感覚になるのです。また来年!