2011年10月の姿(2)
2011年10月2日
10月後半も雨が続きます。雪の恐怖におびえながらの作業が続きます。
結果から言えば雪は遅く11月に晴れが続くのですが、この時期は知る由もなく。
正確な天気予測、はたまた計画的な天候操作の出来る時代は来ないのかしら、実現すればきちんとした作業計画や、お休みの予定が立てられるのに
秋小麦 除草剤
雨の日が多く、秋小麦の播種ができなかった面積がかなりあるようです。
この時期に播種する作物は前作の収穫が終わっているのが前提ですから、作業遅れの影響を直接受けてしまうのです。
小麦の除草剤
個人的に播種直後の散布では悪影響が多いと考えています。生えてから生育処理
馬鈴薯収穫(2)
天気を見て、ようやく自走式収穫機での作業が始まりました。委託作業ですので、生産者はコンテナを用意するだけです。
2畦同時に、しかも作業速度は2.3キロ程出ていますから定時で2ヘクタール程収穫できます。
牽引式ですとこの地帯では0.5ヘクタールくらいしかできません・・・
突起コンベアーにより土がシャワーのように降ってきます。土塊処理は優秀
畦に入ると自動操縦になります。
畦の高さを検知して畦合わせする仕組みなので、培土が低いと厳しいようです。
カメラが各部に5台あり、2台のモニターで表示されます。
1台は時間ごとに表示が切り替わる設定になっていました。
くずタンクはほとんど土でいっぱいなので、畑に排出するしかないようです
「キタヒメ」 ポテトチップの原料です
湖池屋!コイケヤですよ奥さん
(松永俊之風)
床土
来年の育苗ビートの土を搬入
近年の高温多湿でビートの収量は激減
意欲が薄れる昨今です
ビート収穫
そのビートの収穫が始まりました。
全道産糖量65万トンを超えるとお金にならないといわれていますが、達しない年が続いております。
製糖工場も年内で操業が終わってしまうのでは
ビートが小さいと草が育ちます、通常のタッパー(葉っぱを切る機械)では土を噛んだり、草が巻きついたりしてうまくいきません。
試しにシュレッダー(草刈り機械)を試してみました。
これが意外に良い!うまく調整しないとビートごと粉砕してしまうのですが。
前述の通り晴れが続いて、心配していた収穫作業も無事終わりました。