2010年12月の姿(2)

2010年12月2日

馬鈴薯収穫機

 

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粘土地帯における馬鈴薯収穫機の問題は、土塊除去に尽きると思います。
作業速度や選別人員、深夜作業など雪が迫る時期だけに面積拡大の大きな障害となっています。
ソイルコン体系をはじめ、収穫機械の改良など、様々な取り組みも見られます。

今回はびっくりマシンを紹介いたします。 

 

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以前お世話になったKさん。
現行機械の良いところをすべて盛り込んだ驚愕の機械がありました!
一からフレームを作り様々な機構が融合されています。

 

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けん引式のオフセット収穫機です

 

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一軸四輪ステアリング機構

 

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第一コンベアー後部にある土塊ローラーで土と茎葉を除去します。
エレベーターで上部に搬送、小玉抜きローラーとそろばんで土と小玉はほとんどなくなります。

 

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選別部は可動式で横傾斜に対応してます。
再びコンベアーはUターンしてバケットに収穫、バケットは後ろに向いていて、その後ろにはコンテナ装着用のリフトがついています。
バケットに積みながら、さらにコンテナにも収穫できるのです

 

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小玉コンベアーは最終土塊ローラーを通り、トランスバッグに詰められます。

選別2人で速度は二倍とか・・・
もう真似するレベルではないです・・・感嘆

夢をありがとう(涙)Kさん


 

現実的なカスタマイズ

 

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Oさんのところにある改造機を見学させて頂きました。ロータリーバケットから降りてくる土塊をローラーで分離します。
そのまま落とすと再び戻ってくるのでローラー下部にコンベアーを付加し後部に排出します。

 

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このような改造は自己責任において・・・などと歯切れの悪い話題になってしまいますから、皆さん心の中に留めて下さいね。

ですが作業効率を上げる様々な努力が痛いほど伝わってきます。私も見習おうと思っています。
ありがとうOさん
また来年。こんなHPですが
見ていただいてありがとうございました