2010年9月の姿

2010年09月1日

9月になりました。前半は残暑、降雨の日が続きましたが後半は寒いながらも晴天が多く、
また夏の暑さからか収穫時期も早まり作業が進みました。

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麦蒔きに備えて堆肥を散布 


 

スイートコーン収穫

 

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スイートコーンの収穫作業です。今年は台風がなかったので、倒伏は少なめ
一列づつ身をそぎ取って行きます。
この時期になると作物全体の収量がある程度見えてくるのですが、、、悪いです・・・!


 

秋まき小麦

 

秋まき小麦の播種時期になりました。
昨年は連日の雨で作業は大幅に遅れてしまったのですが、今回は一気に終わらせます。
今回より品種はほぼ全量「きたほなみ」に切り替わりました。

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プラウ耕起

ただ、昨年の場合、播種時期の差が収量にはあまり反映されませんでした。春の融雪遅れと、夏の天候不順が収量減の原因と考えています。

 

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外国製ドリルシーダにより高速作業が可能になりました。

 


 

ジャガイモ収穫

 

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ジャガイモも状況は悪いようです、腐敗塊が目立ちます。比重も軽め
富良野より来ていただいたお手伝いの方が「良いイモですよ」と言ってくれるのですが、
一体今までどんな修羅場をくぐってきたのでしょうか!?

 

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今年は枯れた茎が機械に絡み付くので、チョッパーで茎葉処理しました。
面倒な工程が増えたのですが効果は良好でした。
(石が飛んでガラス割っちゃったけど・・・)

 

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例の「シンシア」も収穫しました
超高級食材になり得る収量でしたよ(涙)

 

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粘土質土壌の為作業速度はゆっくり
それでも大変でした。

春に土塊を取り除く「ソイルコン」の結果については下記に!

 


 

ソイルコン非施工区

 

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ソイルコン作業は、春に膨大な労力を注ぐ工法なのですが、やはり収穫作業時期にはありがたく感じました。
今回写真比較ができず申し訳ないのですが、大変苦労した非施工区の様子です。
粘土土壌ではイモ大の土の塊としてそのまま上がってきます。

 

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作業速度は最低に落とし、機械には5~6人乗るのですが追い付けません。
しまいには横の土塊コンベアーが山盛りになり捌ききれなくなります。

こちらだけ早く動いて欲しい。午後からは指が痛くて大変

 

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粘土土壌ではソイルコンでもふるい落とす土がなく苦労するのですから、
こんな土地には作らない方がいいのかも・・・・ぢゃドコニツクレバ??

収量調査は普及センターさんが行ってくれました 若干ながら収量はソイルコン施工区の方が良かったようです


 

小豆収穫

 

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小豆の収穫です。小粒でトータルの反収は残念な結果に
実はかなりの傾斜です