2010年7月の姿(2)

2010年07月2日

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グリーンアスパラ部会、道内視察が美瑛町農業技術研修センターにて行われました。
ここでは40種ほどの試作品種の試験が行われています。

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皆川所長は大変お話上手で、有意義な時間を過ごさせていただきました。
アスパラ栽培におけるいくつかの要点をまとめてみます。

 

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採植密度は180×30
密植の場合初期2~3年は良いが、その後の収量は落ちる(日が当らないため)。
雑草は天敵
土中冠水
根より30cm離し深さ10cm。孔間隔30cm

 

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堆肥は多い方が良い。肥料効果より物理性(水、肥料がしみ込む)を高めたい
アスパラは土を選び、また植え付け後の土壌改良は難しいので、前年の秋より堆肥投入、
PH改良(6~6.5)などの準備得御しておく。
低PHでは根が伸びない

 

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北海道のアスパラ作付面積は約1800hrメイン品種はアメリカ系の「バイトル、ウエルカム」など、この品種は穂先の締りがよく、紫化しない。しかし倒れやすく、収量性が低い。

最近の品種はオランダ系の「ガインリム」改良品種「HLA-7」。元来ホワイト用品種であったが、倒れにくく多収であることから増えている。反面硬く色が悪い側面もある。

 

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今後は品種の差別化が図られるでしょう

■柔らかさ、甘さ
■穂先の開き 形

倒れない品種はその分食味が硬い
柔らかい品種は倒れ減収するので倒伏防止策は大切。

 

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品種改良にまつわる興味深いお話もありました、本当にありがとうございました。


 

遊覧飛行

 

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♪「そ~らを自由にとびたいな」
「ハイ、  ヘリコプター!」

地元小学校の100周年記念事業で、ヘリコプターに乗せていただきました。


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パッチワークの丘です

 

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一番奥にK社が見えます

丘陵地帯だけに、平らな場所はごくわずか
ジェットコースターの道もこのあたり

 

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「江幌小学校」100周年おめでとう!

 

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トリックアート美術館と観覧車
富良野観光にぜひお越しください


 

秋小麦収穫

 

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秋まき小麦の収穫が始まりました。
今年は雪解けの遅さに加え、天候不順により収量が落ちています。
さらに収穫時の降雨など、昨年に続き非常に厳しい年となっています

 

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僅かな晴天に刈り取りが集中し、ライスセンターはトラックの列

 

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雨により、倒伏麦には発芽がみられます

 

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穂発芽・・・・ああ